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秋の褒章の受章者発表 三重県からは17人が

産業振興などの分野で功績があった人たちを称える、秋の褒章の受章者が2日に発表され、三重県からは17人が受章しました。

農業や商業、工業などの分野で功績があった人に贈られる「黄綬褒章」に6人、会社経営や各種団体での活動を通して、産業の振興に優れた業績を挙げた人などに贈られる「藍綬褒章」には11人が選ばれました。

このうち、三重県内の公衆浴場が加盟する組合で理事長を務める四日市市の田中茂毅さん(63)が、生活衛生の分野での功績が認められ「藍綬褒章」を受章しました。

田中さんは四日市市の銭湯、「玉の湯」を経営するかたわら、生活衛生に関わる様々な団体の役員として公衆浴場への集客などに取り組みました。

また、地震などの災害時において、被災者に生活衛生関連のサービスを提供する支援協定を全国に先駆けて、2012年に四日市市と結ぶ活動にも携わっています。

受章の知らせを受けて田中さんは「褒章受章は組合の方や家族、指導センターの皆さん、いろんな方のご協力、後押しをいただいてもらったもの。銭湯は「憩いの場」。人と人とのつながりもありながら気持ちいい生活の一部になれば」と話していました。

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