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海外からも選手が集結 吉田沙保里杯 津市少年少女レスリング大会 三重

 女子レスリングでオリンピック三連覇を果たした、三重県津市出身の吉田沙保里さんの名を冠したレスリング大会が2日と3日津市で開かれ、マットの上で子どもたちが熱戦を繰り広げました。

 11回目を迎えた2025年の大会には、北海道から九州までのチームに加え、モンゴルや香港からも参加。約800人の選手が集結しました。

 開会式では東京オリンピックのレスリング金メダリスト乙黒拓斗さんが、スペシャルゲストとして登場し「皆さんが、全力を尽くして勝ち抜くことを祈っています」とエールを送りました。

 競技は、団体戦と年齢・体重別の個人戦で行われ、参加した選手たちは日頃の練習の成果をぶつけようとマットの上でタックルを仕掛けたり、組み手を争ったり相手の動きを読みながら技をかけあっていました。

 女子レスリングでオリンピック三連覇を果たした吉田沙保里さんは「後輩が世界チャンピオンに何人もなって、後に続いてくれていることがうれしく思っているので、この中からも世界選手権、オリンピックに出場する選手がたくさん出てくれたらこんなにうれしいことはない」と話していました。

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