小学生が正しい火の扱い方などを体験
小学生に火の歴史や扱い方などを実践的に学んでもらおうという特別授業が、30日、三重県いなべ市の阿下喜小学校で開かれました。

火を起こす機会が少ない小学生に、正しい火の知識や扱い方を学んでもらおうと、三重県LPガス協会に所属する桑名市といなべ市の若手経営者らが講師となって、5年生の児童25人に特別授業を行いました。
30日の授業では、人類と火の歴史や火を扱うときの注意点を学んだあと、最近は使用する事の減った「マッチ」を使った、火をつける方法を体験しました。

また、この日は、紐で木を回転させ摩擦熱で火種を作って火を起こす「ひもきり式火おこし」にも挑戦しました。

挑戦した子どもたちは「何回も苦労したけど火がついてよかった」「ひとつの火をつけるために頑張って、昔の人はこんな大変なことをしていたんだと分かった」「今後は気を付けて火を扱っていきたいと思いました」などと話していました。
