「失敗から学ぶ大切さ」金メダリスト土性沙羅さんが特別講演 三重・津市
リオデジャネイロオリンピック女子レスリングの金メダリスト土性沙羅さんが、夢やチャレンジ精神の大切さについて、24日、三重県津市の中学生で講演しました。
講演会は、地域で奉仕活動に取り組む津南ロータリークラブが創立60周年記念事業の一環として行なったもので、この日は津市の橋南中学校の生徒と津南ロータリークラブの会員ら約600人が参加しました。
土性さんは、自身の経験を交え「勝つことが全てではなく、努力すること、失敗から学ぶことの大切さ」について話し、質疑応答の場面では、生徒からの質問に笑顔で回答するなど、交流をしていました。
生徒らは「本当に努力って大事なんだと分かったので、これからも努力をしていきたい」「負けて諦めるんじゃなくて、これからその負けをどう生かしていくか意識してやっていこうかなと思った」などと話していました。
津南ロータリークラブは「子どもは地域の宝なので今後も青少年育成につながるよう努めたい」と話しています。