卒業控えた小学6年が企画「学校かくれんぼ」 クイズ加算や走行減点で響き渡った笑い声

卒業を迎える小学6年生が全校児童による「学校かくれんぼ」を企画し、12日に三重県名張市の小学校で行われました。
名張市立蔵持小学校は来年度で創立150周年を迎えますが、来週、卒業式を迎える6年生たちも歴史を祝って学校全体で思い出を作りたいと「学校かくれんぼ」を企画し、地域住民の有志でつくるまちづくり委員会に協力を求めました。
住民らが協力して行われた「学校かくれんぼ」には全校児童約180人が参加し、グループに分かれて鬼役となり、校内に貼られた手配書を頼りに音楽室や家庭科室、倉庫などに隠れた先生や住民を探しました。
見つけた人の数や同時に行われたクイズラリーの正解数によって得点が与えられるルールで、中には移動中に走ってしまい減点される児童もいて、校内は笑い声と歓声に包まれていました。
参加した児童は「とても楽しい思い出になった」と話し、企画した6年生からは「すごく楽しんでくれていたので嬉しかった。ルール説明で1年生でもわかる言葉に変えていくのが難しかった」「地域の人がいっぱい集まってくれ良い地域だと思った」といった声が聞かれました。