中・高校生を対象 教職員からのわいせつ・セクハラ行為について調査結果を公表 三重県教育委員会
三重県内の公立学校に通う中・高校生を対象にした、教職員からのわいせつ行為やセクハラに関するアンケート調査で、68件の回答があり、60件が事実と認定されました。
調査は、三重県教育委員会が県内の公立学校や特別支援学校に通う約8万人を対象に、教職員からわいせつ行為やセクハラを受けたことがあるかなどをアンケート形式で尋ねたもので、68件の回答があり、関係者への聴き取りから60件が事実と認定されました。
被害を受けたことがあると回答した生徒は、中学生で15人、高校生で14人、他の生徒が被害を受けたのを見たり聞いたりしたと回答した生徒は、中学生で15人、高校生で14人いました。
被害の内容は「必要もないのに体を触られた」が22件あった他、「制服の指導で服を触られた」や「部活動でちゃん付けで言われた」などの内容があったということです。
県教育委員会は事実として確認した60件について「懲戒処分に該当する行為はなかった」としています。