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卒業生に神職の資格 伊勢神宮が運営する養成機関で作法など学ぶ

 神職を養成する三重県伊勢市の神宮研修所で、10日に卒業式が行われ、2年間の課程を終えた3人の卒業生に神職の資格が与えられました。

 神宮研修所は伊勢神宮が運営する神職の養成機関で、3人の卒業生は、寮生活を送りながら神宮の歴史や祭式の作法、雅楽などを学んで来ました。

 2年間の研修を終えた3人には、神宮研修所の石垣仁久所長から卒業証書が手渡され、神社本庁から神職の資格の一つ「正階」が授与されました。

 そして、伊勢神宮の久邇朝尊大宮司が「栄えある神宮研修所の卒業生としての誇りと責任を持って、これまで培った人と人との絆を大切に、将来の有為なる人材となるよう精励されることを切に期待しています」と激励しました。

 これに対し、卒業生代表の神島晃さんは「今後は、このまたとない経験を糧に励んでまいりたい」と決意を述べました。

 今後、3人は各地の神社で神職として奉仕します。

 卒業生の神島晃さんは「より一層、奉仕、勉学に励み、そして機会をみつけたら、思い切り挑戦できるような神職を目指したい」と抱負を話しました。

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