「パワハラには該当しない」という調査結果受け一見知事が会見 「指摘のあったコミュニケーションをしっかりと」
三重県の一見知事は、自身の言動についての外部調査で「パワハラには該当しない」とする調査結果が公表されたことについて、「良かった」と述べた上で「今後も職員と、しっかりコミュニケーションをとっていきたい」と語りました。
この問題は、三重県のハラスメントの相談窓口に、知事へのレクチャーがスケジュール通りに進まないことや、秘書への発言が「ある種のパワハラではないか」とする県職員からの匿名のメールが届き、知事の言動は「職員の勤務環境が害される」ものとまでは評価できないとして、「パワハラには該当しない」とする外部調査の結果が、4日に公表されました。
5日の定例記者会見で、三重県の一見知事は、自身の言動に対する今回の外部調査について「県庁のトップである知事に対する通報については、三重県がしっかり対応することが明らかになった」と述べた上で、「今回、パワハラでないことが明らかになったことは良かったと思っている。指摘のあったコミュニケーションをしっかりやっていく。そういう努力をこれから重ねていかないといけない」と語りました。