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後部座席のシートベルト着用率43.7% 運転者99%の三重でも半数以上が非着用

 後部座席に座る際、三重県におけるシートベルト着用率はどれくらいなのか。

 JAFと警察庁が合同で行った調査によりますと、三重県の運転者のシートベルト着用率は、一般道では99%と高くなっています。

 その一方で、後部座席の着用率は一般道で前年より6.2%増えて43.7%となりましたが、依然として半数以上の人が着用していないという結果となっています。
 
 JAF三重支部の水井陽一さんは「一般道での後部座席シートベルト非着用は違反加点の対象にならないが、シートベルトをしなくてよいと誤解しているのでは」と疑問を投げかけます。

 後部座席で、シートベルトを着用している場合としていない場合を比べるため、人形を使った実験を行いました。

 シートベルトをしていない人形は、前方に激しくぶつかって体が宙に浮き、車の外に投げ出されました。

 JAF三重支部では、企業や学校での交通安全講習会などでシートベルトを着用するよう啓発を毎年行っています。水井さんは「一般的に速度の2乗に衝撃は比例すると言われている。シートベルトの重要性を分かってほしい」と呼び掛けていました。

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