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「母親に暴行繰り返し死亡時には複数の骨折」 43歳息子が初公判で起訴内容認める

 同居する母親に暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死の罪に問われている男の初公判が4日に津地方裁判所で開かれ、男は起訴された内容を認めました。

 傷害致死の罪に問われているのは、津市榊原町に住む無職の藤田好宏被告(43)です。

 起訴状などによりますと藤田被告は去年5月、自宅で母親のミサ子さん(当時66)に対し、胸や腹などを複数回にわたって殴り、頭を熊手の柄で殴打するといった暴行を加え死亡させた罪に問われています。

 津地方裁判所で開かれた初公判で、藤田被告は「間違いはありません」と述べ、起訴された内容を認めました。

 冒頭陳述で検察側は「藤田被告は同居を始めた2016年頃から母親に暴行を繰り返し、死亡時には複数の箇所に骨折があった」と指摘しました。

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