春の訪れ告げる早咲きの城腰紅梅が見頃 甘い香り漂わせる樹齢280年超の古木
寒い日が続く中、三重県紀北町にある長楽寺では早咲きの紅梅が見頃を迎えています。
長楽寺の紅梅は県内各地の梅の名所に先駆けて開花する樹齢280年を超える古木で、地域に春の訪れを告げる花として親しまれています。
先代の住職が専門家に調べてもらったところ、「同じ種類の例がなく全国的に珍しい梅」ということが分かり、寺の称号にちなんで「城腰紅梅」と名づけられました。
例年だと正月頃に花が咲き始めますが、今年は3週間ほど遅い1月23日にほころび始め、現在5分咲きとなりました。
服部峰穂住職は「寒波の中で咲く梅の花をぜひ見に来て」と話していました。
長楽寺の紅梅は、2月いっぱい楽しめるということです。