平年より8日遅い観測 イチョウ標本木ようやく黄色に 紅葉進む市街地
今年は例年に比べて紅葉が遅れていますが、ようやく三重県津市の中心地でも木々が色付き始めました。
津地方気象台は28日、津でイチョウとカエデの紅葉を観測しました。津地方気象台では季節の進みや遅れ、気候の変化を把握するために植物の観測を行い統計をとっています。
毎年この時期にはイチョウとカエデが紅葉する日を観測していて、28日、気象台が定めた津市内のイチョウの標本木とイロハカエデ、両方の紅葉が観測されました。
イチョウの黄葉は平年より8日、去年より7日遅く、カエデは平年より3日、去年より4日遅い観測です。
11月は気温が高い日が続き県内全般に紅葉は遅れ気味でしたが、この先はほぼ平年並みの気温が予想され、順調に秋が深まっていきそうです。