更生保護制度施行75年 ユニセックスな外見で活躍 落語家・露の眞さんも経歴を元に話
犯罪で服役した人が円滑に社会復帰できるように支援する更生保護制度について理解を深めてもらおうと28日、三重県志摩市で大会が開かれました。
更生保護制度ができて今年で75年となることを記念し、津保護観察所などが開いたもので、県内の更生保護に携わる職員約500人が参加しました。
三重県更生保護女性連盟の平賀美惠子会長は「誰もが自分らしく安心して生きていける社会の実現に向け輝かしい成果を収められれば」とあいさつしました。
大会では、志摩市出身でユニセックスな外見が特徴の落語家、露の眞さんが自身の経歴を元にした落語を披露。露のさんは「落語は性別を超越した芸」とし、「男性らしい落語、女性らしい落語ではなく『露の眞らしい落語』をこれからもしていきたい」と話していました。