中学生の目の前で自転車の巻き込み事故再現 スタントマンの迫真演技から交通安全学ぶ
プロのスタントマンが自転車の交通事故を再現し、事故の衝撃や怖さを伝える交通安全教室が27日、三重県亀山市の中学校で開かれました。
自転車を利用することが多い中高生の交通事故を未然に防ごうと、JA鈴鹿などが開いたもので、亀山中学校の1年生から3年生まで約600人が参加しました。
プロのスタントマンが学校を訪れ、2人乗りや傘差し運転など自転車のルール違反が原因となる事故や、大型車両による巻き込み事故など、実際に発生した交通事故を再現しました。
また、道路交通法の改正により、スマートフォンを見ながら自転車を運転する「ながらスマホ」の罰則が、11月から強化されたことも説明されました。
三重県内では今年に入ってから26日までに、自転車乗車中の交通事故では高校生1人を含む3人が死亡しています。