「球が重い」「弾かれる」 プロテニスプレーヤーの西岡良仁選手がコーチ
三重県津市出身のプロテニスプレーヤー、西岡良仁選手がコーチを務める特別レッスンが23日、津市内のテニスクラブで開かれました。
西岡選手は男子テニスの国際大会ATPツアーで3回優勝し、東京オリンピックにも出場しています。
西岡選手が幼い頃に在籍していた津市のテニスクラブ「ニックインドアテニスカレッジ」で特別レッスンが行われ、子どもから大人まで約30人がプロの技を間近で学びました。
レッスンでは、参加者と西岡選手のラリーやダブルスの対戦が行われ、西岡選手はボールを打ち返すたびに「もっと前に」「ボールを見て」とアドバイスを送っていました。
また、サーブを打ち返すリターンの練習では、ラケットの持ち方や重心を低く落とすことなどを指導し、参加者はプロ選手のサーブを打ち返そうと、必死にボールにくらいついていました。
参加した人たちは「プロの球は重い。回転数が多いのか」「ラケットが弾かれる感じがした。さすが」などと目を丸くしていました。
西岡選手は「幼い頃から知っている人たちも来てくれ思い出がよみがえった。29歳になりどれだけできるのか。世界ランキングを30代位に戻しながらケガなく頑張りたい」と話していました。
西岡選手は、四日市市で25日から開かれる「四日市チャレンジャー」にも出場する予定です。