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「防災での失敗は命を失うこと」避難指示ですぐに逃げる習慣を 防災・減災について考える

 「防災・減災」に取り組む契機にしてもらおうと24日、三重県総合文化センターでシンポジウムが開かれました。

 今年は、昭和東南海地震が発生して80年の節目を迎えます。

 三重県は地震が発生した12月7日を「みえ地震・津波対策の日」と定めて、毎年、関連するシンポジウムを開いています。

 一見知事は「日頃から災害を正しく知り、正しく恐れて何とか生き延びることを心掛けてほしい」と、集まった約800人に呼びかけました。

 京都大学名誉教授の河田惠昭さんは「事前対策で、南海トラフ地震の被害を激減する知恵」と題して講演し、「防災での失敗は命を失うこと。それでは遅い」として、避難指示が出たらすぐ逃げる習慣をつけることの重要性を説いていました。

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