100人以上の女性消防団員が活動する津市 消火活動や一人暮らしの高齢者見守りなど報告
三重県津市内で活動する女性消防団員が集まり、それぞれの活動の現状や課題などについて意見を交わす会合が29日、津市消防本部で開かれました。
津市内では100人以上の女性消防団員が活動していますが、それぞれの団によって活動の状況が異なることから、情報を共有し意見を交わすことで今後の活動の場を広げようと開かれたものです。
29日は市内各地から女性消防団員25人が参加し、5つのグループに分かれて、これまでの活動状況のほか、やりがいがあったものや楽しかった活動などについて意見を交わしました。
また、一人暮らしの高齢者を訪問する見守り活動や幼稚園での防災活動、分団によっては男性の消防団員とともに消火活動にもあたっていることなどが報告されました。
今年1月に発生した能登半島地震をはじめ、災害発生時には避難所などで女性消防団のニーズが高まっているということで、関係者は今後も意見交換会を通して女性消防団の活動の幅を広げていきたいとしています。