地元の高校生を応援 電源ない部室に充電式の送風機と保冷温庫 先輩の企業が寄贈
地元の高校生を応援しようと、建築資材などの販売を行う三重県内の企業が26日、四日市商業高校に充電式の送風機と保冷温庫を寄贈しました。
鈴鹿市に本社を置く林建材が創業55周年を迎え、地域貢献の一環として行ったもので、今年7月に発行した百五銀行の私募債を活用して機材を購入し寄贈しました。
四日市商業高校で行われた寄贈式には、林建材の前野幸則取締役管理部長から四日市商業高校の奥田隆行校長へ目録が贈られました。
今回贈られた送風機と保冷温庫は、今年4月に入社した社員が同校のソフトボール部に所属していたことから、部室に電源やクーラーがないことを考慮し、バッテリーで使える機材を選んだということです。
卒業生の社員、佐藤里緒七さんは「着替えの時に送風機を使ってもらったり、保冷温庫は練習試合などで使ってほしい」と話していました。