信号のない横断歩道で停まってくれたドライバーに感謝 小学生の通学路で街頭指導
信号機のない横断歩道を横断する時に、停まってくれたドライバーに対し、会釈などで感謝の気持ちを伝える「まもってくれてありがとう運動」のモデル校に指定された三重県津市立桃園小学校で25日、街頭指導が行われました。
この運動は感謝の気持ちを伝えることで、歩行者とドライバー双方の交通安全意識を高め、交通事故防止につなげようというもので、交通安全運動期間に合わせて行われています。
津南警察署の警察官や津市交通安全対策会議などのメンバーが、桃園小学校前の信号機のない横断歩道に立って集団登校する児童を見守りながら「左右を確認して渡りましょう」などと声をかけました。
この後、モデル校指定書の交付式が行われ、児童会の役員に指定書と「ありがとう」と記された横断旗がそれぞれ手渡されました。
JAF=日本自動車連盟の調査による、信号機がない横断歩道での車の一時停止率で、三重県は2019年に3.4%と全国ワースト一位となりましたが、去年は全国平均を上回る51%にまで改善されています。