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5度目のパラ五輪で銅メダル 三重・鈴鹿市出身の伊藤選手が成果を報告

 パリパラリンピックの車いす陸上競技400メートルで、銅メダルを獲得した三重県鈴鹿市出身・伊藤智也選手が25日、鈴鹿市役所を訪れ、末松市長にメダル獲得を報告しました。

 5度目のパラリンピック出場となった伊藤選手は、車いす陸上400メートルで銅メダル、100メートルでも7位入賞を果たしました。

 鈴鹿市役所を訪れた伊藤選手は「当日は非常に寒くて、レースの途中には背中や腰がつってしまった。これまでの金メダルや銀メダルよりも嬉しいメダル」と笑顔を見せました。

 伊藤選手の30年来の友人で、パラアスリートとしての苦労を見てきたという末松市長は、伊藤選手からメダルを首にかけられ「本当によかった。幸せなニュースをいただいた」と涙ぐんでいました。

 メダルをかけた伊藤選手もあらためてメダルの重さを感じていました。

 伊藤選手は「形あるものを持って帰ってくることができて、それを周りのみなさんが喜んでいただけるのは、本当に頑張って良かった。一日一日を大事に生きていく中に必ず4年後があることを信じながら、一歩一歩進めていきたいと思います」と話していました。

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