三重県内で5カ所目 松阪中央総合病院を救命救急センターに指定
三重県松阪市にある松阪中央総合病院が、24時間体制で重篤な患者を受け入れる、救命救急センターに指定されることになりました。
救命救急センターの指定は三重県内では5例目となります。
25日三重県庁で指定書の交付が行われ、三重県の一見知事から松阪中央総合病院の田端正己院長に指定書が渡されました。
救命救急センターは、急性心筋梗塞や脳卒中、重度の外傷など複数の診療科にわたる重篤な患者を24時間体制で受け入れる施設で、県内では市立四日市病院、県立総合医療センター、三重大学附属病院、伊勢赤十字病院に次いで5カ所目の指定となります。
一見知事は「救命救急を志す若い医師が多くいると聞いている。今後は人材育成の面でも期待しています」と話していました。
田端院長は「三重県は三次救急が中勢から南部が非常に手薄で、特に東紀州地区には救命救急センターがない。松阪地区中心だが、東紀州をカバーしていく」と話しています。
松阪中央総合病院では来月1日から救命救急センターの運用が始まります。