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農業用施設で「のり面」の崩れ 水産業では養殖マダイが圧迫死 台風10号で約2200万円の被害

 台風10号の影響により三重県の農業用施設や魚の養殖場などで、現段階であわせて約2200万円の被害が出ていることがわかりました。

 県の調べによると、ため池や用水路などの農業用施設で「のり面」が崩れるなどして2000万円程度、水産業では、雨水が海に流れ込み養殖の網を圧縮し、マダイが圧迫死したことなどで200万円程度の被害が確認されています。

 5日の定例会見で一見知事は「農作物や林業などその他の被害額については調査中。農業用施設については国の制度も含めてどういう対応があるのか考えている。耕作物についての被害は支援するのが制度的に難しく、農林水産共済や収入保険での対応となる。その他にも何か必要なものがあるかどうかも精査していく」と話しました。

 また、敷地内にある道路脇の「のり面」が崩落したことで、オンラインによる始業式が行われた桑名市の県立桑名北高校は、6日から平常通り授業が再開できる見通しとなりました。

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