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自民党三重県連では高市氏2389票 石破氏は1898票 新総裁に「期待」「地方行政に詳しい人」

 岸田総理大臣の後継を選ぶ自民党の総裁選挙の投票が27日に行われ、9人の候補者のうち上位2人による決選投票の末、石破茂元幹事長が新たな総裁に選ばれました。

 自民党三重県連では27日午前、県内の党員らによる投票の開票作業が行われました。

 県内の投票率は68.97%で、上位4人の得票数は高市早苗経済安全保障担当大臣が2389票、石破茂元幹事長が1898票、林芳正官房長官が1356票、小泉進次郎元環境大臣が1334票となりました。

 午後からは、東京都内で国会議員による投票が行われ、比例配分された全国の「党員票」を合わせ、高市氏が181票、石破氏が154票、小泉氏が136票、林氏が65票、小林氏が60票、茂木氏が47票、上川氏が40票、河野氏が30票、加藤氏が22票を獲得しました。

 いずれの候補も1回目の投票で過半数に届かず、高市氏、石破氏の上位2人による決選投票となりました。

 決選投票の結果、石破氏が215票を獲得して自民党の第28代総裁に選出されました。石破氏は、新総裁に選ばれたことを受け「笑顔で暮らせる安全安心な国にするために全身全霊を尽くす」と語りました。

 石破氏は10月1日召集の臨時国会で、第102代内閣総理大臣に指名される見通しです。

 自民党三重県連の中嶋年規幹事長は「地方のことを良く分かった人が総裁になったという印象。まずは失われた国民の信頼を取り戻すことが第一だが、喫緊の課題をどう解決していくのか、国民の信を問うような選挙になるのではないか」と話しました。

 一方で、立憲民主党の三谷哲央幹事長は「地方行政に非常に詳しい人だと期待しているが、自民党政治の本質は全く変わっていないと思う。選挙に向けてしっかり頑張っていきたい」と話しました。

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