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約3万冊の書籍ずらり 懐かしい映画パンフレットも 百貨店で古本市

 メディアの多様化による本離れが言われるなか、三重県津市の百貨店では小説や郷土史、絵本など貴重な書籍を集めた「古本市」が4日から始まりました。

 県内外の19の書店が協力して松菱が初めて開いたもので、会場には小説や写真集、絵本、懐かしい映画のパンフレットなど多岐にわたる分野の書籍約3万冊がずらりと並びます。

 中には、古いものだと明治時代までさかのぼる県内各地の郷土史や、大正から昭和にかけての文豪の作品など、今では手に入らない貴重な書籍も並べられています。

 初日は朝から大勢の書籍ファンが訪れ、実際に本を手に取ってお気に入りの一冊を捜していたほか、何冊もかごに入れて買い求める人の姿も見られました。

 関係者は「これだけの書籍が一堂に揃うのはなかなかない。幻の一冊とか懐かしい一冊とかを手に取っていただければ」と話しています。

 この古本市は今月9日まで津市の松菱で開かれています。

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