知人宅に現金7300万円を隠し強制執行を免れようとした疑い 元経営者を再逮捕
強制執行を免れるために、現金約7300万円を隠したとして、三重県四日市市に住む元経営者の男が再逮捕されました。
強制執行妨害目的財産損壊等の疑いで再逮捕されたのは、四日市市大矢知町の無職鈴木則男容疑者(80)です。
警察の調べによりますと、鈴木容疑者は、破産した四日市市の会社の現金を保管していて、2020年12月、破産管財人によって現金の返還を求める請求が行われたということです。
その後、鈴木容疑者は強制執行による差押えを免れる目的で、去年1月から6月までの間、知人宅で現金約7300万円を隠した疑いが持たれています。
鈴木容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
鈴木容疑者は8月13日にも破産法違反の疑いで逮捕されていることから、警察では2つの事件について、詳しい動機などを調べるとしています。