物価高に負けない賃上げを 連合三重が定期大会で方針確認
連合三重の定期大会が28日、三重県津市内で開かれ、物価上昇に負けない賃上げや格差是正などに今後、取り組んでいくことを確認しました。

定期大会には、連合三重に加盟する県内の労働組合などから約200人が参加。
番条喜芳会長は今年の春闘で5%を超える賃上げを2年連続で実現出来たことに触れた上で「物価上昇は続いており、実質賃金については一時的にプラスに転じたものの、8カ月連続のマイナス。来たる春闘に向け、物価高に負けない賃上げと格差是正、底上げに引き続き取り組む」と述べました。
大会では、組織拡大に向けた体制の強化やジェンダー平等をはじめとした多様性の推進などを盛り込んだ今後2年間の運動方針が決まりました。