熱中症検知するウェアラブル端末や人工知能やドローン使った3D画像生成など 「テクノフェア」
中部電力グループが自社の最新技術や日頃の研究成果を展示する「テクノフェア」が10月30日~31日の2日間にわたって名古屋市内で開かれました。

中部電力が毎年開く「テクノフェア」では、自社の研究成果や開発品を展示していて、今年はDXや再生可能エネルギーに関するものなど86ブースが出展されました。
「イノベーションのタネ」がテーマの今回は、技術を共同研究する目的などで企業や研究機関の関係者など約2900人が会場を訪れました。

展示ブースでは、地域内で電力を自給自足する小型電力網の試験設備のほか、三重大学と共同開発した心電図や体温などのデータから熱中症初期の兆候を検知するウェアラブル端末などが公開されました。

また、人工知能やドローンを使って3D画像を生成する技術はダムの設備点検などへの活用が期待されているということです。