災害時の「食」を考える 多職種連携フォーラム開催
各地で大きな災害が相次ぐ中、災害時の「食べる」をテーマに、多様な職種による連携について考えるフォーラムが8月2日、三重県津市で開かれました。
災害発生後も地域住民の健康を維持するため多様な職種が連携して取り組む体制を作ろうと、三重県歯科医師会が開いたもので、県内各地から歯科医師や歯科衛生士、管理栄養士のほか言語聴覚士や保健師など約70人が参加しました。
講義では震度7の地震が発生後、水道もガスも復旧していないと想定し、災害食の準備を体験しました。
管理栄養士からアルファ化米の作り方のほかアレルギー物質や安全性の認証マークを確認することなどが説明されると、参加者たちは除菌シートを活用し、衛生面にも注意しながら缶詰などでアレンジを加えた災害食を作っていました。
また、歯科医師からは災害時の食べることに関する環境や口腔ケアを取り巻く状況などが説明され、地域ごとのグループで対応策について意見が交わされました。
三重県歯科医師会では「各専門の立場の意見を聞くとともに顔が見える関係を築き、非常時にスムーズな支援活動ができるように取り組みたい」としています。