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津波フラッグ使い避難呼びかけ 海水浴場で訓練

 近い将来の発生が懸念されている、南海トラフ地震による津波から観光客の安全を守ろうと、8月2日、三重県鳥羽市で海水浴客を対象にした津波避難訓練が行われました。

 訓練は毎年、東海や関西方面から多くの海水浴客が訪れる、鳥羽市相差町の自主防災会が企画したもので、マグニチュード9.0の南海トラフ地震が発生し、三重県南部に「大津波警報」が発表されたという想定で行われました。

 サイレンを聞いた海水浴客は次々と海から上がり、水着のまま堤防の上へ避難しました。

 千鳥ヶ浜海水浴場では、南海トラフ地震の発生から10分以内に高さ30センチの津波が到達し、最大で10メートルの津波が押し寄せると想定されています。

 訓練では、沖にいる海水浴客にも津波の危険を伝えられるよう、誘導員が赤と白の「津波フラッグ」を振って、避難を呼びかけました。

 奈良県から訪れた海水浴客は「(住んでいるのは)海がないところですけど、海岸にいる時にどうしたらいいのかよくわかりました」と話し、相差町自主防災会の中村幸照会長は、「(この地域は)観光地なので宿泊客や海水浴を楽しむお客さんが、いかに安全なところへ避難できるかという役割もある」と話していました。

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