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桑名市が全国市町村で初のカスハラ防止条例制定へ 相談窓口設け氏名公表も

 三重県桑名市は26日、全国の市町村で初めてとなるカスタマーハラスメント防止条例の制定を行うと発表しました。

 客による迷惑行為や悪質なクレームなどのカスタマーハラスメントについては今年7月、三重県が一見知事をトップとする推進本部を県庁内に設置したほか、桑名市でも今年に入ってから4回の検討委員会が開かれ対策が検討されてきました。

 定例会見で桑名市の伊藤市長は、カスタマーハラスメント防止条例案には、誰もが安心して働くことができるよう、市内の事業者を対象とした相談窓口の設置を盛り込むと発表しました。

 また、カスタマーハラスメント対策委員会を設けて事案認定や警告を行うほか、場合によっては氏名の公表なども行うとし、「事業者や従業員が安心して働ける環境をつくりたい」と強い思いがあることを述べました。

 条例案は12月の市議会に提出され、可決されれば来年4月から施行されるということです。

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