木造平屋建ての住宅全焼 焼け跡から1人の遺体見つかる
23日早朝、三重県御浜町で住宅が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
警察などによりますと、火事があったのは御浜町大字阿田和の榎本行雄さん(94)の住宅で、23日午前3時30分頃、この家に帰省中の榎本さんの娘とみられる女性から「火災で逃げ遅れた人がいる」と消防に通報がありました。
消防車など4台が消火にあたり、火は午前4時56分に消し止められましたが、木造平屋建ての住宅1棟が全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
通報した女性も病院に運ばれましたが、意識はあるということです。
この家には榎本さんが1人で住んでいたとみられ、連絡が取れないことから遺体は榎本さんの可能性があるとして、警察は身元の確認を急ぐとともに出火原因について調べています。