明野高校生徒が育てた三重のブランド米「結びの神」 甘く育った新米販売で多くの人
三重県立明野高校の生徒たちが、自ら育てて収穫した新米を直接手渡す販売会が、22日に伊勢市で行われました。
明野高校では授業の一環として、校内にある水田で三重県のブランド米である「結びの神」を栽培しています。
22日は、米を育てた2年生と3年生の6人が販売会場の酒店「みよしや」の店頭に立ち、来店した人たちに今年の出来や味の特徴などを説明しました。
生徒たちによりますと、今年は夏の高温や台風などの影響がほとんどなく、粒が大きく甘みがあり、炊き上がりはもちろん、冷めてもおいしい新米に育ったということです。
新米は数量限定の販売とあって、販売会では多くの人が訪れ、生徒たちから直接受け取っていました。
購入した人は「孫のためにこのお米で手巻き寿司を作りたい」と話していました。
明野高校の瀧尾拓海さんは「水温管理に苦労したが、お客様の笑顔を見ると頑張って良かったと思う」と話していました。
生徒たちが育てた新米「結びの神」は、23日以降も「みよしや」で数量限定で販売されます。