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新規求人12業種で前年同月上回る 三重の有効求人倍率は1.15倍 3カ月ぶりに前月超

 10月の三重県内の有効求人倍率は1.15倍となり、3カ月ぶりに前の月を上回りました。

 三重労働局の発表によりますと、10月は有効求人数が増加して有効求職者が減少したため、県内の有効求人倍率は前の月を0.02ポイント上回る1.15倍となりました。

 県内の有効求人倍率が前の月を上回るのは、7月以来3カ月ぶりとなります。

 また、新規の求人は18業種中、12の業種で前の年の同じ月を上回りました。

 三重労働局によりますと全ての業種で人手不足感が広がっているものの、物価や人件費の高騰で中小・零細企業を中心に新規の求人を抑える動きが続いているということです。

 県内の雇用情勢について、三重労働局は「求人が求職を上回って推移しているものの、求人の動きには足踏みが見られ改善の動きに弱さが見られる」としています。

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