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斎王の宮殿跡か 斎宮跡で最大級の柱穴と敷石の痕跡発見

 天皇に代わって伊勢神宮に仕えた皇族の女性「斎王」が暮らしたとされる、三重県明和町の斎宮跡で、宮殿の跡と考えられる建物跡が発見され、22日、現地説明会が開かれました。

 斎宮跡では50年以上にわたり発掘調査が行われていて、これまでに飛鳥時代から奈良時代にかけての斎王の宮殿ではないかと推定される長方形の区画が複数確認されています。

 今回発見されたのは、奈良時代の区画と考えられる場所で、約1.7メートルから2メートルの大きさを持つ、ほぼ正方形の4つの柱穴が確認されました。

 柱の太さは約50センチと、斎宮跡でこれまでに発見された柱穴のなかでも最大のもので、今回初めて建物の周囲に石が敷かれていた痕跡も認められたということです。

 斎宮歴史博物館によりますと、柱穴の規模は、奈良県の飛鳥京跡や平城宮跡で確認されている宮殿建物と同等の大きさで、敷石を持つ格式の高さから斎王の宮殿の一部である可能性が高いとしています。

 22日は朝から多くの考古学ファンが現地を訪れ、研究員らの説明に熱心に耳を傾けていました。

 今年秋以降は、この区画の北側の調査を行う予定です。

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