情報発信や避難所での生活をサポート 外国人防災リーダーとの意見交換会
大規模災害に備え、平時から連携できる関係づくりにつなげようと、災害時に外国人住民を支援する「外国人防災リーダー」と世界各国の大使や領事らによる意見交換会が26日、三重県津市で開かれました。

三重県は、災害時に外国人住民へ向けて、情報発信や避難所での生活をサポートする「外国人防災リーダー」の育成に2021年から取り組んでいます。
これまで伊賀市や四日市市などで育成研修が行われ、97人の外国人防災リーダーが登録。26日は中国やネパールなど、6カ国の領事たちとの意見交換会に参加しました。

各国の大使館や領事館の職員らは国別に災害発生時の対応について紹介したあと、外国人防災リーダーたちと意見を交わしていました。
伊賀市外国人防災リーダーの村井フェルナンドさんは「各国の領事館の人たちとこういう機会に集まると色んな意見も聞け、災害が起こったときにもとても大事だと思うので一緒に力を合わせたいと思います」と話していました。
