息子を名乗る男から電話 現金1000万円手渡しでだまし取られる

三重県亀山市の80代の男性が、息子を名乗る男らから現金合わせて1000万円をだまし取られました。警察が特殊詐欺事件として調べています。
亀山警察署によりますと、2025年4月、亀山市に住む80代の男性宅に息子を名乗る男から電話があり「女性を妊娠させてしまって中絶させないといけなくなった。慰謝料が必要になった」などと言われ、男性の妻が、男に指示されたJR名古屋駅近くまで行き、現金を取りに来た男に現金700万円を手渡しました。
その後、さらに息子を名乗る男から「サラ金で借金をした。返済のために300万円を準備できないか」などと言われ、男性は妻と2人で男に指示されたJR朝日駅の近くまで行き、妻が現金を取りに来た男に現金300万円を手渡し、合わせて1000万円をだまし取られました。
その後、男性が息子に電話をかけたところ、詐欺にあったことがわかり、男性の息子が警察に相談し発覚したもので、警察で特殊詐欺事件として捜査しています。