四日市豪雨影響で自動車整備業の求人増 10月の求人倍率1.18倍
10月の三重県内の有効求人倍率は1.18倍となり、2カ月ぶりに前の月を上回りました。
三重労働局の発表によりますと、10月は有効求人数が増加し、有効求職者数が半年ぶりに減少に転じたため、県内の有効求人倍率は前の月から0.04ポイント上回り、1.18倍となりました。
三重労働局によりますと、慢性的な人手不足で建設業や製造業で新規の求人数が増えたほか、四日市市の豪雨災害の影響で自動車整備業の求人が大幅に増えた一方で、ガソリン価格や物価の高騰などで運輸業や宿泊業・飲食サービス業など18業種中、8業種で新規の求人が減少しました。
県内の雇用情勢について三重労働局は「求人が求職を上回って推移しているものの、求人の動きには足踏みが見られ改善の動きに弱さが見られる」としています。