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医療通訳士が付き添いケガの状況や検査説明 医師や看護師など400人が災害対策訓練

 大規模災害に備え、多数のケガ人が搬送された場合を想定した災害対策訓練が28日、三重大学医学部付属病院で行われました。

 訓練は震度6強の地震が発生した想定で行われ、三重大学病院の医師や看護師のほか、連携機関の医療者やボランティアなど約400人が参加しました。

 今年は、能登半島地震や南海トラフ地震の臨時情報を受け、より実際の災害に備えた場面を想定しようと、発災直後の災害対策本部の立ち上げやケガの程度を判断するトリアージのほか、災害弱者と言われる在日外国人の対応を想定した訓練も行われました。

 訓練では、言葉が通じない患者役の外国人ボランティアに医療通訳士が付き添い、ケガの状況や検査の説明など患者と医療者の橋渡しを行っていました。

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