助手席からの声を頼りに 特設コースで視覚障がい者が運転に挑戦
視覚に障がいがある人が、助手席からの指示にしたがって車を運転し、ゴールを目指すブラインドラリーの大会が、25日と26日の2日間、三重県鳥羽市で開かれました。
障がいの有無に関わらず参加できる新しいモータースポーツとして始まったもので、大阪府での開催に続いて2回目の開催となった今回の大会には、県内外から21人が参加しました。

競技は、アイマスクをした状態のドライバーが助手席のパートナーの指示にしたがって、ハンドルやアクセルを正確に操作し、ゴールまでの時間を競うもので、助手席にも補助ブレーキを完備するなど、安全面も考慮されています。

25日は練習走行が行われ、アクセルを踏み込む力加減などの説明を受けたあとスタートしました。
参加者たちは、助手席からの声を頼りに慎重に車を操作し、駐車場内に設けられた特設のコースで一秒でも速いゴールを目指していました。