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創業者の遺志を継ぎ学生支援 三昌物産が紺綬褒章受章 

三重大学の学生支援のため多額の寄付を行った、三重県四日市市に本社を置く三昌物産に4日、紺綬褒章が贈られました。

 紺綬褒章は、公共の利益のため1000万円以上の寄付を行った団体などに国から授与されるものです。

 三昌物産が三重大学の学生を対象にした奨学金制度への充当のため寄付を行ったことから、授与されることになりました。

 4日の伝達式には、三昌物産の渡邉大雄社長が出席し、三重大学の伊藤正明学長から紺綬褒章の褒状が手渡されました。

 三昌物産の奨学金は、創業者の故・渡邉文二さんが農林水産業などを志す三重大学・生物資源学部の学生を対象に2005年度に創設したもので、歴代の社長も遺志を受け継ぎ、奨学金を継続していて渡邉社長は創業者の孫にあたります。

 三昌物産では、これまでのべ57人に約5500万円を支援しています。

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