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作家や窯元と会話楽しみお気に入りの逸品 茶わんや置物など3万点ズラリ 伊賀焼陶器まつり始まる

 三重県の伝統工芸品、伊賀焼の窯元が集まった「伊賀焼陶器まつり」が、21日から伊賀市で始まりました。

 毎年、この時期に開かれている恒例のイベントで、会場には初出店を含む伊賀市の窯元31軒が軒を連ね、茶わんや置物など約3万点を展示販売しています。

 出展者は「初日から大盛況。伊賀焼は使ううちに年々値打ちが出てくる。それを楽しんでほしい」「作家や窯元から話を聞いて、直接、好きな物を見つけられる。いい機会だと思うので楽しんで」と笑顔を見せていました。

 素朴な土の風合いが魅力の器などが市価よりお値打ちに販売されるとあって、3連休の初日となった21日は朝から多くの人たちが訪れました。

 訪れた人たちは窯元ごとに異なる陶器の個性や、作家らとの会話を楽しみながら、お気に入りの一品を買い求めていました。

 訪れた人は「彦根から来た。いつも信楽は行くが伊賀は初めて。屋内で天候を気にせずに来られるから良い」「こんなに種類があると思わずびっくり。お店ごとにいろいろなデザインがあって楽しい」などと話していました。

 また、伊賀焼の茶わんで抹茶が楽しめる茶席も設けられ、訪れた人たちがゆっくりと休日のひと時を楽しんでいました。

 「伊賀焼陶器まつり」は23日まで伊賀市のすぱーく阿山で開かれています。

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