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一面に広がる白いソバの花 青い空と黄色い列車で彩り豊かな秋の風景

 三重県いなべ市では、真っ白なソバの花が見頃を迎えています。

 いなべ市は県内でソバの生産量が最も多く、大安町の丹生川中営農組合では約15ヘクタールの畑で有機肥料を用いて栽培し、今年は去年より5日ほど遅い10日前から花が咲き始めました。

 現在は満開を迎え、晴天に恵まれた1日は山並を挟んで白い花と青い空が一面に広がり、三岐鉄道の黄色い列車が彩を添えていました。

 ソバ畑や周辺の畔(あぜ)には真っ赤なヒガンバナも見頃を迎え、長い夏もそろそろ終わり、秋の訪れを感じさせます。

 ソバの花の見頃は1週間ほど続き、収穫されたソバの実は県内や愛知県に出荷されるということです。

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