マラソンコースをジョギング×ごみ拾い 新感覚フィットネス「プロギング」
12月に開催されるみえ松阪マラソンを前に、ジョギングとゴミ拾いを組み合わせたフィットネス「プロギング」のイベントが、三重県松阪市で開かれました。
「プロギング」は2016年にスウェーデンで始まり、日本や世界100カ国以上で親しまれています。
25日のイベントは、松阪市とプロギングジャパンが連携して開いたもので、県内を中心に大阪、京都、愛知などから2歳から50歳代の約40人が参加しました。

準備体操のあと3班に分かれて、みえ松阪マラソンのコースの一部をジョギング。
プロギングでのゴミ拾いは、トングを使わずに腰を落とした体勢で拾うため、通常のジョギングの1.2倍の運動量になります。

また、ゴミを拾った人には周囲の人が「ナイス」と声をかけ合うのもルールの一つです。
みえ松阪マラソンでは、去年からプロギングランナーの「レースプロッガ―」を公認して、コース上のゴミ拾いや移動式エイドでの提供など選手のサポートを行い、大会を盛り上げています。

今回のイベントで拾ったゴミの重さは全部で約4キロ。爽快な汗を流しつつ、街のクリーンナップにも貢献していました。