「鯛の山椒ホワイトソースがけ」考案した女子高生 三重の水産物で自慢の一品
三重県産の水産物を使った料理のアイデアを競う料理コンクールが1日、三重県津市で開かれ高校生らが腕を振るいました。
「おさかな料理コンクール」は、三重県産の水産物消費拡大を促進する団体が開いているもので、県産魚介類を使っていることが条件となります。
今年は232人の応募の中から、書類審査を通過した高校生と短大生ら12人が実技審査に挑みました。
参加者たちは1時間という限られた中で、三重県産のカレイを使った「アクアパッツァ」や、鯛やホタテを包んだ「シーフード春巻きパン」にかますのフライと伊勢茶のタルタルソースをサンドした「かますフライパン」など、風味や見た目にこだわった自慢の一品を作り上げていました。
調理中には7人の審査員が時折、質問を交えながら魚の下処理などの工程や調理の様子などをチェックしていました。
審査の結果、最高位の三重県知事賞には相可高校の中村仁美さんが考案した「鯛の山椒(さんしょう)ホワイトソースがけ」が選ばれ、12月に東京で開かれるコンクールに三重県代表として出場します。