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「親子関係が突如として引き裂かれた」里親登録抹消の夫婦 三重県に処分取り消しなど求め第1回口頭弁論

 里親登録を三重県が抹消したのは違法だとして、名張市の夫婦が県を相手取り、処分の取り消しや損害賠償などを求めている民事裁判の第1回口頭弁論が4日、津地方裁判所で開かれました。

 訴状などによりますと、名張市の松山健さん夫婦は一昨年、養育していた男子高校生に暴言をはいたなどとして精神的虐待を疑われ、児童相談所に里親委託を解除された上、三重県に里親登録を抹消されました。

 その後、男子高校生が夫婦からの虐待被害を否定していることなどから、家庭裁判所は去年、男子高校生との養子縁組を認め、現在は夫婦とともに暮らしていますが、同じ里子の中学生の弟は現在も夫婦と離れて暮らしているということです。

 4日、津地方裁判所で開かれた初めての口頭弁論で、原告側は「県による誤った判断で、これまで築き上げた親子関係が突如として引き裂かれた。子どもたちの夢も失われたにも関わらず、県は一切反省せず全く非を認めようとしない」と主張しました。

 口頭弁論を受け、三重県は「今後の裁判を通して適切に対応していきたい」とコメントしています。

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