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「切らずに治す大腸がん」公開講座に市民360人参加

 最先端のがん治療について理解を深める市民公開講座が、26日、三重県四日市市で開かれ、多くの市民らが参加しました。

 三重大学医学部附属病院が行っている最新のがん治療について知ってもらおうと、北勢地域で初めて開かれた公開講座で、市民ら約360人が参加しました。

 講座では、大腸がんや乳がん肺がんなどの正しい知識や新しい治療法などについてそれぞれの専門医が講演しました。

 このうち三重大学大学院の消化管・小児外科学教授で附属病院の問山裕二副病院長が、切らずに治す大腸がんの最新情報について講義しました。

 このなかで問山教授は、大腸がんの切除で行われているロボット手術の利点や、放射線治療と抗がん剤治療を組み合わせた治療法でがんの切除を回避できる確率が高くなっていることなどを説明し、参加者たちは熱心に聞き入っていました。

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