県内産品紹介
農産物
-
- 米
- 詳細を見る
三重の米は早場米として知られ、「コシヒカリ」の生産量は西日本一となっています。特に、伊賀地域で生産される「コシヒカリ」は、品質・食味ともに優れた良質米として評価の高いお米で、米の食味ランキングにおいて最高位の特Ａ評価を得ています。
また、三重県農業研究所が開発した品種「三重23号」のうち、品質基準を満たすものが「結びの神」の名称で販売されています。粒が大きく、食味良好で、噛むともっちりとした食感が特徴です。 -
- 伊勢茶
- 詳細を見る
「伊勢茶」は、三重県産の茶葉100％のお茶で、様々な種類があります。
全国第３位の生産量を誇る三重県では、南北に長く、自然に恵まれた地形を活かして、全国的に生産されている煎茶のほか、北勢地域では収穫直前に寒冷紗（日よけ）を”かぶせ”て日光をさえぎることで旨みを引き出す「かぶせ茶」、南勢地域では通常の煎茶よりも蒸し時間を長くして濃厚な味とする「深蒸し煎茶」が多く生産されています。 -
- いちご
- 詳細を見る
「かおり野」は、三重県農業研究所が約20年かけて研究開発し、2010年に品種登録されたブランドです。果実が大きい上、酸味が少なく、ジューシーで爽やかな甘さが魅力のイチゴで、他の品種よりも香気成分量が多く、食べると口の中に爽やかな甘い香りが広がります。三重県では、大粒で果肉がやわらかく、酸味の少なさが特徴の「章姫」や、大粒で香りが良く、甘みと酸味のバランスの良い「紅ほっぺ」等も栽培されています。 -
- なばな
- 詳細を見る
古くから三重県では、種から油をとるためになばなが栽培されており、江戸時代には「江戸の灯りは伊勢で持つ」と言われていたほどの菜種油の主要産地でした。
農家ではたくさん油をとるために摘み取った芯を食べており、それが美味しかったことから食用として出荷されるようになりました。花を食べる習慣は全国各地にありますが、茎と若葉を食べるのは三重県の長島地域が始まりです。生産量は全国第１位で、全国シェアの約３０％を占めています。 -
- かんきつ類
- 詳細を見る
本県のかんきつ類は、南北に延びる沿岸沿いに北部から南部にかけて生産されており、約８３％は東紀州地域産が占めています。特に南部では、温暖な気候と年間２，８００ミリの多雨条件を活かして、温州みかんの早期出荷が行われています。
温州みかんをはじめ、甘夏や不知火、カラ、セミノール、ポンカン等、様々な種類のかんきつ類が栽培されています。
畜産物
-
- 松阪牛
- 詳細を見る
とろけるような食感と上品で濃厚なうまみをもつ松阪牛は、多くの美食家を唸らす日本産和牛の最高峰です。松阪市とその近郊の限られたエリアで厳格に管理されて肥育されています。
松阪牛のなかでも、兵庫県産の子牛を導入し、生産エリア内で９００日以上長期肥育された牛は「特産松阪牛」と呼ばれています。長く飼う分リスクやコストも高くなってしまうため、特に高度な肥育技術が必要とされる特産松阪牛の生産頭数は少なく、松阪牛全体の数パーセントしか存在しません。 -
- 伊賀牛
- 詳細を見る
伊賀地域は、盆地特有の寒暖差のある気候で、肉質の良い牛肉ができると言われています。また、ほとんどが地元で消費される伊賀牛は、なかなか他では味わえない地域限定の逸品です。未経産雌牛のみが伊賀牛と認められ、伊賀産肉牛生産振興協議会によりブランド管理が行われています。 -
- 熊野地鶏
- 詳細を見る
三重県在来のシャモである八木戸という品種に伊勢赤どり、名古屋コーチンを交配させてできた三重県のオリジナル品種です。肉質は、程よい歯ごたえがあり、脂身に鶏独特の臭みがなく、旨味・甘味があります。イタリアン･フレンチ･和食など有名なシェフからも高い評価を得ています。 -
- 鶏卵
- 詳細を見る
三重県の採卵鶏の飼養羽数は、県人口の約３倍で全国上位の生産量を誇り、約50戸の生産者がそれぞれ飼料や飼育方法を工夫して、オリジナルブランドの鶏卵を生産しています。鶏卵は、たんぱく質やミネラルなど様々な栄養素を含み、アミノ酸をはじめとする多くの栄養素を効率よく摂取でき、完全栄養食品とも言われています。また、衛生管理プログラムを定めて生産出荷管理された鶏卵は「人と自然にやさしいみえの安心食材」として、認定しています。
特用林産物
-
- きのこ類
- 詳細を見る
三重県では、しいたけ、なめこ、エリンギ、ひらたけ、アラゲキクラゲ等、様々なきのこ類が栽培されています。
県産きのこ類の生産現場において、「食の安全、安心の信頼の確保」及び「自然資源の有効利用、リサイクル資材の使用」などの人と自然に配慮した取り組みを行う際の参考になるように、「三重県版きのこ品質・衛生管理マニュアル」を作成し、取り組みを進めています。また、マニュアルと同様の基準で生産されたきのこを「人と自然にやさしいみえの安心食材」として、認定しています。
水産物
-
- 伊勢エビ
- 詳細を見る
三重の伊勢えびは、貝やウニなどの餌が豊富な熊野灘の荒波に揉まれて育ち、その引き締まった身は、弾力のある食感と上品な甘みが特徴です。また、その勇ましく美しい姿から長寿のシンボルとされ、古くから神事や祝い事には欠かせない食材となっており、「三重のさかな」となっています。 -
- 養殖マダイ
- 詳細を見る
魚の王様といわれるマダイの養殖は、昭和50年代後半にマダイ稚魚の人工孵化技術が確立されたことから県内生産量が増加し、現在では全国上位の生産量を誇っています。
魚の身質等の改善に効果があるといわれるポリフェノール類を多く含む三重県産の「海藻」、「かんきつ」、「茶葉」の粉末をブレンドしたエサを与えて育てられた「伊勢まだい」は、新鮮で日持ちがよく、臭みや脂分が少ないさっぱりした味わいが特徴です。
