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女の人生とは?!   :2007年02月08日

今年は、団塊の世代が一斉に退職する2007年問題が何かと話題となっています。書店などに行くと、仕事一筋だった男性向けに「海外遊学」や「そば打ち道場」など、さまざまなセカンドライフを提案している雑誌を見かけます。
今回観た「魂萌え!」でも、定年退職後、そば打ち道場に通う夫が亡くなるところから物語が始まります。風吹ジュンさん演じる夫を亡くした妻・敏子の前に、突然、三田佳子さん演じる夫の愛人が現れます。しかも、10年も愛人関係だったことを夫の死後、あろうことか愛人の女から聞かされます。ただでさえ、夫が急死して気が動転しているのに、こんなことを知らされた日には、もうズタズタですよね。
とにかく、妻役の風吹ジュンさんと、愛人役の三田佳子さんが対峙するシーンは、凄みがあります。これだけで、この映画は観る価値があります。
60を前にした女たちの意地やプライド、そして色香。その細かい表現がスクリーンに映し出されていました。愛人である女との対決を前に、妻役の風吹ジュンさんが久々に赤いルージュを引く一方、愛人役の三田佳子さんは、日頃から足先までに気をつかってきたことがわかる赤いペディキュアをしているシーン。
また、最終的に二人がバトルを繰り広げるシーンでは、何か吹っ切れた様子で、垢抜けた姿で登場する妻と、精神的にダメージを受けたことがわかる愛人のはがれたペディキュアとシミだらけの顔。そんなところに注目するのも面白かったです。
これまで、夫や家族のために、自分のことにお金をかけてこなかった妻が、部屋を模様替えし、おしゃれになっていく姿。そして、夫以外の男性との情事。亡くなった夫の携帯電話の留守電に「きょう、あなた以外の人から誘われました」とメッセージを残すあたりは、過去との決別が感じられ、女って強い!と感じざるを得ません。そして、映写技師になるという新たな夢に向かって、どんどん突き進む姿は、勇気づけられます。
人生、いつからでもやり直しがきくのだと思います。そして、いざとなったら、人生を謳歌できるのは、男性よりも女性なのかもしれません。いや、間違いなく、女性は人生の後半も楽しんでしまうのでしょう。
この映画を女の人が観れば、勇気が沸くし、男の人が観たらショックを受けるでしょう(笑)
最後に、世の団塊世代のお父さんたち、頑張ってください!!!